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2024.10.18 / スタッフブログ /

台風をよく知ろう! 異常気象と関係性は?

こんにちは。

秋口になっても、なかなか日中の暑さは良くなりませんね。

 

もう数年前から四季ではなく二季なんじゃないか?って思うくらい急激に気温や気象が変わるようになりました。

10年くらい前までは、夏でも日中は外で遊んでたものですし、この頃は長袖の羽織なんかを着て出かけていたと思うのですが。

天気予報でも読めない急な雷雨や突風が発生する機会も多くなった気がします。

 

特に象徴的なものは、台風でないでしょうか。

台風の勢力や規模が、なんだか年々大きくなって取り上げられてる気がします。

交通インフラを麻痺させるだけでなく、土砂崩れや増水による氾濫なんかも起きれば、ただ事ではありません。

 

でも、台風って実際に年間何回きてるのか知りませんでした。

そもそもどこで生まれて日本まで来て、最後にどうなるのか。

少しきになったので、調べてみました。

 


 

まず台風とは。

簡単に言えば、大量の雨雲のかたまりです。

地球上でもっとも暖かい赤道付近で暖められた海水が、水蒸気となって空気中に上がり雲ができていき、それが一定以上の大きさになったものが台風の元になります。

この時、この雲の周りの風が秒速17m以上となると台風となります。

ちなみに、アメリカ等では台風のことをサイクロン/ハリケーンといいますが、サイクロンが秒速17mのもので、ハリケーンは秒速33mになるもののことを言います。

台風は自転の影響によって発生後は北に向かって進む性質があります。

フィリピン海付近発生したものが、気圧等の影響により日本にまで来やすくなっています。

 

日本付近に発生する台風は年間約25回、近づくものは約11回、上陸は約3回ほどです。

単純計算で月2個は発生し、月1回は近づき、半年に1回くらいのペースで上陸するという感じですね。

こうみると以外にも上陸回数は少なく感じます。ちなみに世界で最も台風が多いのは中国で年間平均6回です。

但し、接近だけでも十分な脅威であることは言わずもがな。

大きさは時によってさまざまであるそうですが、超大型といわれる台風は日本の本州すべてを覆ってしまうほど大きく、その影響はすさまじいでしょう。

瞬間的な雨量が増加し、地滑りや想定を超える水量により水路が氾濫。冠水するといったことで住宅や交通におおきな影響が出ます。

 

台風が過ぎていったあと、どうなるのか。

台風は北に進む性質を持つため、日本を通過し北部に向かいますが地球は北に行くほど寒くなります。

気温が低い日本海やロシア付近まで行くとどんどんと勢力が落ちていき、台風ではなくなり温帯低気圧に変わり大気の一部に帰ってしまいます。

これが台風の一生です。

基本的に日本に来る台風は気温が高い4~8月にかけて上陸することが多く、近年の温暖化による早期の気温上昇もあってか梅雨の時期に重なることもあり、

梅雨のシーズンが思うより長かったり、突然雨が多くなったりといった異常気象を起こすこともあるそうです。

 

山梨県は台風の影響を受けにくいところではあります。

四方を2000mを超える山に囲まれている為、外からの天候被害を受けにくい盆地地形の恩恵があります。

しかし、山が多いということは予想外納涼によって地滑りや雪などの影響によってインフラがストップすることも難点です。

そうした点からいえることは、

地域の災害対策マニュアルや防災情報はよく確認し、非常時にどうするのかを把握しておくことが命をまもる大切なことです。

恵まれた災害が少ない土地とはいえ、想定外のことが起こるからこその災害ですからね。

 

ともかく、台風は日本の場合東南アジア付近で発生し、北上してくることがもっとも多く、寒気が多いところですと消滅することがわかりました。

もうすでに台風が多い季節を超え、冬に近づいていますが来年以降も続く台風との向き合い方も勉強しておくことが大事ですね。

 

それでは。

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