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2025.8.03 / スタッフブログ /

都内の電車 VS 田舎の車 比べてみた

こんにちは。

連日猛暑の中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

個人的には意外と夜はそこまで熱くないな~、なんて感じますが夏本番はこれからなんでしょうかね。

 

突然連日雨なんてこともありますが、比較的外での活動もできそう、、、なんて思っていたら気が付かずに熱中症に!

なんてことが無いよう、水分補給をまめにしてクーラーがある部屋でしっかり休息をとりましょう。

 

 

さて、選挙もひとしきり。

未来の日本の行動に大きくかかわる内容を各立候補者が公約として出しているわけで。

 

その中にあったガソリン税金についての内容を見た時にふと思いました。

田舎と都会では交通の負担はかなり違うのではないか。

我々、山梨県民含め日本のほとんどは車社会です。個人が一つ自家用車を持ち、仕事でも使用します。

一方、都会では電車での移動が一般的。バスやタクシーなども使うでしょうが公共交通機関を使用し、ガソリンを自分で買って入れるという行為はほぼしません。

会社の社用車や、レンタカーも豊富なのでサブスクの登録している方なんかは所有しなくても、車の使用が高頻度でできます。

 

一般的に交通面のみを換算した場合、電車と車移動では車のほうが高くつくとは言われていますが、

実際はどうなのでしょうか。

確認したくなり、少し調べました。

 


 

さて、まずこの比較をする際の定義を決めなければなりません。

実際は交通移動といっても目的によって、その方法や手段は異なりますから。

レジャーに行くために電車を使うのと、車を使うのでは出発点の時点で条件が変わりすぎてしまいます。

 

そこで、比較するのは通勤時のみ。

移動時間は片道30分。往復1時間とします。

通勤場所は電車の場合は新宿。山梨の場合は甲府。

電車を使用する場合はなるべく安いものを使用(乗り換え有)、山梨は高速や有料道路を使用するのは不可。

単純な交通費と、移動手段にかかる固定費を計算します。

それを5年間つづけた場合の費用を算出。

 

■電車

新宿から30分圏内で直通は亀井駅、中央線で武蔵境駅くらいですね。

片道230~320円で乗れ、往復で460~640円 高いほうで計算します。

電車では維持費はありませんので、これを月換算。完全週休二日制とすると8日は休みですので、出勤が23日。

640×23=14,720円/月

年間で176,640円ほど。

5年=883,200円

 

■車

甲府まで車で30分圏内ですと市川三郷町から16km。往復32km。

2016年の全体車の燃費が21.9km/Lが平均的とのこと。

ガソリンの価格が安いところで160円くらいですので、

月間走行距離736km=33.6Lのガソリン使用。

33.6L×160=5,376円/月

年間で64,512円ほど。

 

次に、車は購入費があります。

近しい燃費で新車のシエンタ(ハイブリット)を購入。

シエンタ | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト

シエンタのエントリーで税込200万。

金利2.4%借入の10年ローンでおよそ19,000円/月

年間で228,000円ほど。

 

そして、維持費。

年間で自動車税が発生し、1600cc以下のシエンタは36,000円。

車検が三年に1回、次より2年に一回ありますが。まあ大体8万程かかるものを割り、年間4万かかると想定。

年間計76,000円ほど。

 

最後にオイル交換などの維持費を計算。

5000kmで5000円のオイル交換、タイヤは買い替えがスタッドレスを合わせて20万。

オイル交換は5年で約9回必要な計算になります。

 

5年=ガソリン322,560+購入費1,140,000+税金関係152,000+維持費245,000

計1,859,560円

 


 

結論として、5年で約2.1倍ほど車のほうが出費が多いことがわかりました。

実際のところ、ガソリンや電車賃については通勤使用の場合ほとんど通勤手当が出ますのでここまで個人の負担になることは考えにくいです。

維持費も工夫によって安く済ませることもできますし、燃費に至っては走行方法でも大きく変わります。

あくまで参考値として計算したものですが、それでもここまでちがいがでるとは驚きました。

 

この便利さの反面、都内の家賃は2倍以上違いますので都会にいるからこの差分お金がたまるというわけではないと思います。

反面、車は遠くに出かけるときにとても便利ですし、行きたいところに直通していけるところが何より代えがたい。

自分のものですから好きにいじったり、資産として売ることもできます。

 

今ではカーシェアリングサービスや、車もサブスクが可能な時代。

効率的な車の使い方は人のライフプラン次第。

 

車社会な日本でここまで環境で差がでるんだなぁと知ってもらえればそれでいいかなと思います。

 

それでは。

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