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2021.1.11 / スタッフブログ /

氷点下で気にすべきこと!

こんにちは。

毎日寒いですね~。

朝、夕方、深夜は暖房無しでは生活するのも難しいくらいです。

私は特に冬が苦手で、あまり好ましくもないのですが、今年はここ数年の冬の中でも特に寒いのでは、と感じています。

朝は―5℃とか当たり前で、車に水分のあるものを入れておくと毎朝カチカチに凍ってしまっています。

そういう時に起こりやすいのが、

「水道の凍結」

です!

マイナスが続く日が何日か過ぎますと、突然朝水道から水が出ない!お湯が出ない!

なんてことがあります。

水道の水は-4℃以下になると凍ってしまう危険があります。

こんな寒い日々の中でお湯無しではとても生活していけませんね。

寒冷地(東北・北海道周辺)では日中でも氷点下を上回ることはないので、そうした対策が日常的に行われています。

山梨の冬は積雪の心配は薄いものの、盆地気候によって寒気が中心に溜まりやすく、高所は風の影響により体感温度はさらに落ちます。

対策は起きる前から。やることは簡単なので凍結対策してみることをお勧めします。

 

対策①

通水

氷点下の中、湖や池は凍っても川の水が凍ることはありません。

流動している水は一定の運動量を持っているので結晶になりにくいのです。

つまり水は流れていれば凍りにくいということ。

もったいないと思うかもしれませんが、手軽な対策としては就寝前に水道の蛇口を軽く開き、ちょろちょろと水を出しておくことが効果的です。

水を止めた状態で氷点下が長時間続くと中の水が凍り、体積の増えた氷は水道管を破壊、破裂させ水漏れの原因となってしまいます。

通水は効果的ですが、完璧に防げるわけではなく、―10℃以下の場合通水量によってはそれでも凍ることもあります。

ではどうすればいいのか、そこで

対策②

水抜き

これは東北・北海道では日常的に行われていることで、簡潔に言うと水道の水をすべて止め、残っている水を出して空にする、ということです。

確かに水がないと凍結はしませんし、水道管も守られます。

しかし、上記地方であれば水抜栓と呼ばれる栓が設置されることが一般的で、他の地方ではほとんどこれはありません。

水道凍結が起こる部分はほとんど地表に出ている部分で発生します。

地中部分の配管には氷点下対策のされたごつい配管を使っているため滅多に凍ることはありません。

対策としては就寝前に止水栓と呼ばれるハンドル・もしくはねじ穴を締め、蛇口までの水を止めてしまうこと。

基本どこの蛇口にも元栓(止水栓)は存在します。水道のハンドルと同じものがついているところです。

止水栓は通水の量を調整する以外にも、漏水の場合止水栓を止めることで一時的に水漏れを止めることができます。

それを締めてしまうことで地表部分の配管のほとんどを止めることができますので、水抜きと同じ効果が得られます。

但し、水場はキッチン以外にもトイレ・洗面台・風呂・外蛇口と複数ありそれをすべてとめて水抜きするのは大変かと思います。

中々継続するのは難しいと思いますので、冬場長期で家を空ける場合は行うなど非常時に利用することをお勧めします。

対策③

断熱材を巻く

断熱材は家の壁内にも使われている外気温を遮断する機能をもつ素材で、均一の温度を長く保ってくれます。

水道の配管にもこれをまいておくことで、生活温度(人が生活していることで起こる部屋温度)で配管を保温してくれます。

これにより外気温の影響をなるべく受けずに凍結を予防できます。

そんな便利な断熱材、AMAZONで2000円~5000円で購入可能で、巻き付けもそんなに難しくはありません。

一度使えば数年はほっといても大丈夫ですし、万一のことを考えても悪くない手段であると思います。

 

しかし、これだけ対策を講じても

「凍る時は氷ります」

お湯が出ない冬場なんて想像もしたくありませんし、どうしたら…と思うでしょう。

 

ただ、水道管のことは素人にすぐにはわかりません。

お湯が出ない、お水が出ない場合

少し待ってみることも大切です。

日中の気温になれば凍った水道も、溶け出し普通に使えることがほとんどです。

昼10時以降になっても水道から水が出ないようであれば、業者に連絡してみた方がいいかもしれません。

 

これら対策を行えば、ある程度の寒波で困ることはないでしょうが油断は禁物。

これらのことをやっても水道が出ない、漏水がある場合は業者に見てもらうことが一番です。

できることをして、不便のない冬越しをしましょう!

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