2018.12.25 / 建築現場レポート /
地震に強い剛床工法
前回の建築レポートの土台や大引の上に、厚みのある床下地合板が貼られました。
この工法は「剛床工法」と呼ばれます。
一般的な、土台の上に根太という角材を一定の間隔で置いていく床組に対し、
その根太を設けず、代わりに厚い床下地合板を用いるという工法です。
根太工法と比べ、地震や台風などで受ける水平の力に強いのが剛床工法の特徴です!
合板はシックハウス症候群の原因といわれているホルムアルデヒドの発生が少ないものを採用しています。
もちろん、床下にも断熱材のグラスウールをきっちり敷き詰めています!
断熱材は体感温度はもちろん、結露予防や冷暖房の効率アップにもつながる重要な建材です。
基礎も土台も家の強度や性能に関わってくる部分ですが、
完成してからなかなか見たり手を加えたりが難しい部分でもあります。
せっかくなのでデザインや間取りだけではなく構造や建材の知識を少しでも持って見ると、
これが断熱材かぁ~、これが地震に強い剛床工法なんだ!・・・などなど
現場の見方が変わってご家族での見学がより楽しい思い出になるのではないかと思います♪