2018.2.04 / 建築現場レポート /
基礎配筋
コンクリートを打設する前の配筋の様子。
この鉄筋は基礎工事の骨になるもので、規定の幅に正確に配置されています。
位置を指定しているのが下の写真の「墨出し」による線です。
コンクリートは性質上、圧縮される力には非常に強いのですが引っ張る力には弱いので
それを補うために鉄筋はとても重要な役割を持っています。
鉄筋の下に規則正しく置かれているコンクリートキューブは「スペーサー」と呼ばれるもので、 打設作業中に鉄筋がたわんで”かぶり厚”(鉄筋からコンクリートの表面までの距離)が不足するのを防いでくれます。
何か所か出ている管は、給排水管を通すための「スリーブ」です。
配筋は建物の強度に直接かかわってくるため、とても重要な工程です。
後日、第三者機関による”配筋検査”で、チェック項目にそってさまざまな視点から検査が行われます!