2018.1.26 / 建築現場レポート /
重要な地盤
いよいよ基礎工事が始まります。
丁張の中に、溝ができています。
「根切り」といって、基礎の底面と同じ深さまで土を掘り出す工程です。
建物の基礎は上に見えている部分だけでなく、地中にも深さを出すことで強度を出しています。
その上から砕石を敷き、転圧をかけて地盤を締め固めます。
建物の重さによって地盤に負荷がかかった際、基礎が沈下するのを防ぐための重要な工程です。
砕石は石を細かく砕いたもので、砂利と比べると角ばっていて大小の粒が混ざっています。
そのため上から圧を掛けると砕石と砕石の間の隙間が埋まっていき、固く締まるのが特徴です。
よく駐車場で使われているのを見かけますが、車が乗ることで締まっていき、タイヤが埋まって空回りするのを防いでくれるためです。
建物をこの先何十年と支える大切な基礎工事、このままいいお天気が続きますように…(^^)