分譲VS仲介物件!勝つのは…!?
こんにちは。
気温も暖かくなりつつあり、過ごしやすくなってきましたね。
そろそろ年度が替わり、新しい生活がスタートする季節。それだけに生活に関する考え事、変化も大きい時期です。
私たちは不動産業者ではありますが、同時に建築販売も行うためそうしたトータルな悩み相談を聞くことが可能です。
そうした時、家づくりの初めての相談場所となるケースも多いのですが、家づくりは決めるべき項目はすさまじいほどあります。
どこから手をつけていいのか、わからないという方がほとんどの中、土地も家も~なんて中々考えが回らないのではと思います。
そこで今回お話しするのは土地のお話。
まぁ、立地や地形、向きなどたくさん気にすべきところはあるのですが、大まかに物件には2種類があります。
この2種類には大きな違いがありますので、基礎知識として備えていただきこれからの家づくりの参考にしてください。
さて。物件の2種類は
「分譲地」「仲介物件」
と分類されます。
この種類は土地の内約に非常に大きく影響します、また契約時の内容も少し異なることもありますので重要なワードとして業界では使用されます。
ではどこに違いがあるのか、中々目視ではわからないことなので実感がわきにくいかもしれませんが、これを知っておくことで土地の選び方が変わってきます。
ではこの違い・特徴を見ていきましょう。
分譲地
分譲地とは何もない広大な土地を所有者である会社、もしくは個人が地方自治体の許可を得て、宅地として区画整理した物件のことです。
区画整理をするとなると道路なども新規に整備しなくてはならないので、全体的にきれいに整備された土地状態を購入することができます。
分譲された土地は住宅地となるので、街を形成することが多いです。
また分譲地は測量図や登記情報が明確にされたばかりの物件になるので、権利関係や設計に関する問題はクリアされたものになります。
情報のみならず、ライフラインの整備がしっかりされているので水道の引き込み工事や下水の設備も整っていることがほとんどです。
これだけ聞くと最高の物件状態となりますが、早いもの勝ちとなるので条件がいい物件はすぐに売れてしまいます。
絶対数が限られているので、いいと思った物件は早めに問い合わせてもらうことをお勧めします!
仲介物件
仲介物件はすでに存在している土地を個人が不動産会社を通じてそのまま売りだす物件のことです。
区画整理など行っていない物件が多く、年数も立っていることも多いので見た目は分譲地ほどよくないです。
農地から転用した物件ですと農地転用という手続きが必要になったり、以前家が建っていた場所ですと地中の基礎等が残っている可能性もありますので備考内約を良く問い合わせていただくとトラブルは少ないのではと思います。
測量や権利関係も事前に聞いておく必要などがある為、購入を検討する場合は建築会社様か不動産業者に直接問い合わせを行うことをお勧めします。
プロはそうした物件の要点をよくわかっていますので、任せた方が後々に楽になるでしょう。
こうすると分譲地のほうが全然いいじゃん!
て思いますよね。
しかし仲介物件のいいところはその数です。
圧倒的に各個人が持っている土地の方が分譲地よりも多いですから、立地や向き、大きさ、値段も含めて希望に近い物が見つかりやすいですね。
物件購入では値段・立地・向きは3大重要素であるといわれていますから、該当する物件は多ければ多いほどいいです。
分譲地ですと希望がかぶりやすい物件は売却スピードも速いですし、販売開始前から客付きになっているケースもあります。
それに仲介物件も情報をしっかり調べることで長年眠っていた好条件物件を安価に購入できるかもしれません!
元分譲地の物件などはライフラインも生きたまま仲介として好条件で売り出しされるケースもありますので、
希望する立地周辺もしくは予算の関係で気になる仲介物件は是非問い合わせてみてください。
結果、人気が高いのは分譲地ですね。
周りに家が建っていれば地盤改良なんかの心配もないでしょう。設備も整ってその他条件が合えばこれ以上ないほどいい買い物となるでしょう。
しかし、仲介物件は宝の山!条件さえ合えば一生満足できる立地条件、大きさを手に入れることができるでしょう。
これらはポータルサイト(アットホーム・スーモなど)でも物件が多数のっていますが、各会社のホームページなどではそこに載せきれない物件が載っています。
もし希望立地近くに物件情報がネットに乗っていなかったら、お電話もしくは相談窓口でご相談ください。
物件調べはライフデザインの実現に関わりが深い部分です。
人生でそう何度もない物件購入、後悔しない買い物にして頂きたいと思っています。
それでは。