お探しの土地や魅力あふれる建売住宅などお気軽にご相談ください。

1つ前のページに戻る

2022.2.01 / お知らせ / スタッフブログ /

賃貸比較!アパート?マンション?

こんにちは。

新しい年に明けて、令和という元号もすでに4年目に突入しました。

なんか平成が懐かしい気もしてきています。

 

今年はやはり数年内でも比較的寒い気候だな、と感じるように東京では先日雪が降りました。

自動車社会の山梨だと車のタイヤや通勤電車のことを心配しますが、東京ではそもそも電車が止まったり、

歩行困難な路面で怪我をするケースも多いため、都心と田舎では同じベクトルでも、問題となる度合が違うものだなと感じますね。

 

さて、新年を迎えたとなれば、年度替わりもあとすこしで来てしまいます。

そう、就学や就職、転勤などの新生活SEASON!

この時期から新居を考えている方も多いと思います。

しかし、人気の物件はあっという間に埋まってしまい、交通の不便なところや家賃で苦しいところに住むしかない…

 

なんてことも珍しい話ではありません。

好条件物件を得るために、12月頭から物件探しに奔走する人も多いですから、それこそ早い者勝ちレースを制さなければなりませんね。

 

賃貸といえど、アパートなのか、マンションなのか、一戸建てなのか。

条件によってはかかる費用も異なります。

そもそもこの違いって何?

同じ賃貸じゃないの?という方もいらっしゃるかと思います。

 

少し解説していきましょう!

 


 

まず、賃貸物件にも当然持主がいます。

持主が建て、管理し、家賃を請求します。それは個人か法人かによりますが、必ず「誰かのもの」であるということが重要です。

物件サイト等を見ると、同じような条件でも家賃が違うことがあります。

それは建物の建築費用が違ったり、持主の経済状況などが影響することでも家賃は変わるからです。

賃貸物件の建設費用は当然、持主が先行投資して建築を行いますので、資金力があればあるだけ、豪華で設備の整ったいい部屋の建物が建ちます。

しかし、みんながみんなそんな投資ができるわけではありません。賃貸物件の建築はリスクもあります。

建物が木造であったり、RCであったり違いがあるのはそう言った理由なんです。

 

1.アパート

アパートは賃貸物件の中でも一般的な建物の呼称です。

アパートを定義するものは、「個別に生活できる部屋が複数存在する一棟の建物」となります。

アパートの大半は木造建築です。近年建てられるアパートは鉄骨造も増えてきましたが、建築費の関係から木造が建築されることが多いです。

大きさは広くても2LDKくらいでしょうか。3LDKがあれば珍しいくらいで、部屋数は多くありません。

基本一人暮らしか、多くても3人暮らしを想定した設計になっていますから、設備も最小限かつ、家賃が安いです。

メリットはやはり家賃でしょう。同じ部屋内容でもマンションと戸建てでは随分と安い金額で借りることができます。

また、部屋数の多さも魅力ですね。

気に入った立地から複数の物件が出てくるように、アパートは数が多く、設備も最小限から豪華なものまで、家賃が許す限り選ぶことができます。

 

デメリットとしては、セキュリティ能力が低いこと。

アパートのほとんどは鍵をかけるだけの簡単なセキュリティしか基本ありません。ドアを隔てただけで、窓やドアを壊せば簡単に侵入されてしまうこともあります。

古い物件であれば窓やサッシが古く、断熱性が低く住環境に難点があるところもあるでしょう。

それと、部屋数の多さが仇となり、近所トラブルも多い傾向にあります。

女性の一人暮らしには、少し心配になるところがあります。

最近ではドアフォンや、カードキー等が使用されている場合もありますので、設備を確認してみてください。

 

2.マンション

マンションは賃貸物件の中で最も物件数の多い種類になります。

構造は鉄筋造か、鉄筋コンクリート(RC)で出来ており、建物は低層の2階建てから高層階まであります。

実は、マンションとアパートの明確な区分けはされていないんです。

 

しかし近年は、構造や階層によって呼称を分ける慣習になっており、

木造の建物・二階建てまでであればアパート・それ以外であればマンション

という区別になりつつあります。

 

マンションの特徴は一部屋単位で、賃貸も売買も行えるということ。

売買物件として販売される以上、新築と同じ設備を使用する為、アパートよりも設備が整っています。

マンションは世帯が住むイメージを持って頂く方が多い通り、間取りは幅広いですが、ワンルームのような狭い部屋は基本的にありません。

LDKが分かれているように、複数人が生活できるように設計されていますので、防音性や断熱性が比較的よい傾向にあります。

 

メリットは、部屋単位で独立しているので、プライバシーが確立されていることが多いです。

また、全体的に住環境は整っている傾向にありますので、共有部分にエントランスがあれば来訪者を確認できますし、オートロックやダブルロックキー等様々セキュリティ面も優れています。

構造も鉄筋やRCでは耐火性や耐震性が高いので、万が一の時にも安心。防音や断熱も比較的優れています。

 

デメリットは、家賃がどうしても高くなりやすいことにあります。マンションは管理組合を要するので、管理人・業者によって共有スペースを管理しています。

この管理人に対して管理費用が発生しますので、賃貸で借りるにしても、どうしてもかかってしまう部分ですね。

分譲のマンション内であれば、騒音等を気にする方は不便を感じてしまうかもしれません。

部屋が大きく、家族をターゲットとしていることが多いマンションは生活音が大きくなりやすく、トラブルに発展してしまうこともあります。

管理規約などもあるので、それに従わなくてはならない等、転入当初ではおもわなかった不便を感じる可能性もあります。

 

3.借家・一戸建て

狭い部屋はイヤ!周りに気を付けながら生活するのはもっとイヤ!!

という方は、一戸建ての賃貸物件もあります。

新築同然の一軒家も賃貸として物件化されていますし、他の家賃帯と同じ値段で独立した戸建てを借りることもできます。

広さは言わずもがな、1LDK以上がほとんど。探せば7LDKもあり得ます。

 

新築に近ければ近いほど、値段は高くなりますが、税金やらなんやら諸費用等掛からず戸建てに住めるとなれば賃貸する方は多いでしょう。

シェアハウスとしても、一時的な仮住まいとしても規約に反しなければ、借り方は自由ですので、最ものびのび生活できるでしょう。

 

メリットは、物件としての広さ。生活する上でのストレスの少なさ。自由度が大きいと思います。

荷物や所持品が多い人でも、戸建ての部屋数であれば問題にはなりにくいですし、一人用の住宅設備ではないので、狭苦しい思いで生活しなくても済みます。

また、戸建ては土地内すべて賃料に含まれていますので、駐車場にも困らず、外も利用できることが特徴です。

相当な生活音でない限り、苦情などは来るはずもないですから、お友達を読んだり、家族と団らんする上でも安心ですね。

 

反面、デメリットもあります。

まず、家賃が高いこと。複数人を想定した建物ですので、一人暮らしの物件から考えると圧倒的に高いですね。

そして、戸建て賃貸物件はほとんど木造・軽鉄筋造が多く、建物の寿命が短いこと。

これは劣化も早いということなので、安い戸建て賃貸物件は場合によってリフォームをしないと住めない可能性もあります。

見えない部分(水道管や電気配線)が劣化している場合もあります。管理がしっかりとされている物件を選ばないと、想定外の不便を被ることになるかもしれません。

 


 

以上3点が賃貸物件の種類となります。

これ以外にも商業賃貸物件などもありますが、今回は住居系の賃貸物件について簡単に説明しました。

売買物件と異なり、一度住み始めたからといって、取り返しのつかないことにはなりませんが、それでも初期費用や入居前の家具家電選びなど考えれば、決して高くない契約です。

 

3点の特徴は記載した通りですが、絶対というわけではありません。

マンションだってセキュリティの低いところはありますし、アパートだって広くて設備の整っている物件もあります。

大切なのは自分の生活スタイルに合っているのか、ということです。

 

例えば、あまり家にいないのに設備の整っているからとマンションを選んでいいのか。

人をたくさん呼ぶのに狭いアパートを借りていいのか。

普段自分が何をして、どうゆう風に部屋を使いたいのか、生活したいのか。

 

賃貸に限らず、物件選びは最も重要度の高いもの以外をそぎ落としていく作業になります。

全てを叶えることはそうそうできません、そのタイミングで適した物件をなるべく正しく判断し、早く決断する。

そのために不動産サイトや業者を使って下さい。

 

今回はこの辺で。

月別
年別