春の花粉対策
こんにちは。
4月もそろそろ終わりに近づいて、日中は暖かいですね。
年度初めということもあり、学生は新生活シーズン、社会人はお仕事に追われている方も多いのではないでしょうか。
不動産業界も寒さを乗り越えた今の時期が最も忙しい「繁忙期」になります。
特に忙しいのは賃貸を取り扱う業者さんでしょうか。
出ていく方と入ってくる方の手続き、案内が多く大変な時期になりますね。
賃貸は2年の契約がほとんどなので、かかるコストや環境の選定には慎重になる方も多いでしょう。
しかし、不動産で予約のようなシステムがあるのは、売買のみ。賃貸は契約優先になりいつなくなるのかわからないところがあります。
好みの条件がある、気になる物件はこの時期行動を起こしたもの勝ちですので、内見や契約の相談はお早めにおこなうのが良いでしょう。
さて、春といえばというと私は憂鬱になる事があります。
一年間の中でももっとも体調に影響がある季節と言って過言ではありません。
そう
「花粉」
です。
花粉は春になるとスギ・ヒノキ系の木から大量に発生します。
日本人はこの花粉にアレルギー反応を起こすいわゆる「花粉症」に悩まされる方が全体人口の15.6%いるとのことです。
花粉症は体の免疫システムが起こすもので、病原体等と勘違いして起こされるアレルギー反応のことを言います。
本来人体に無害な花粉に攻撃をし、直そうとする体の反応ということです。
反応が大きいのは目(網膜)・鼻・喉が主でどれも粘膜に付着することで炎症を起こし影響します。
但し、無害な花粉ですから炎症自体は少ない影響ですが、抗体の攻撃でなくなることはないので取り除かれない限り影響が続きます。
それを鼻水、鼻づまり、涙、かゆみなどで直接除去をしようと分泌されることになります。
また、各粘膜も人により薄い人がおり、反応が少量でも過敏に反応してしまう等かなり個人差は大きいものです。
通常生活でも目のかゆみや鼻水は快適の阻害になりますから、私も含めて皆さん苦しんでいらっしゃるということですね。
この花粉シーズンも2月~6月まで続くことがあり、夏まで花粉を考慮した生活を送らなければならないと、今からでも憂鬱な気持ちになります。
気温はどんどん上昇し、桜も見ごろが続く中、花粉のせいで外出が億劫になるのはもったいないと思いますが、油断はできません。
アレルギー反応の度合いによっては、発熱や頭痛、のどのはれなどがおこり行動に支障が出る場合もありますから。
では、この時期花粉を乗り切るためにしておくと良いことをお教えいたしましょう。
個人差はありますが、花粉症の症状緩和につながるかと思います。
1.病院に行き、検査・処方箋をもらう
最も手っ取り早く対策を行う方法は、お医者さんに診てもらい診断や薬で医学的な改善を見込むことです。
体質や反応もそれぞれですし、花粉の種類によってはこれ以降に上げる方法が無意味な可能性もあります。
病院では詳細に調べるとなると花粉の種類、アレルギー反応の種類を分析してもらえたり、市販の薬(OTC医薬品)では効かない症状にも処方箋で対応できたりと、
体のことはプロに任せるのが一番です。
めんどくさいかもしれませんが、花粉症であれば薬は長期間分処方してもらえることがほとんどですから、つらい状態が続くのであればすぐ受信するのが良いでしょう。
最近は市販の薬(OTC医薬品)も効果が強く、気軽に対策できますが、価格が高くコストパフォーマンスは良くありません。
保険もききますし、市販の薬で対策よりかは処方箋での対処をオススメします。
2.食材を変える
体は食べたものによって多少なりとも変化をします。
タンパク質が多いものを食べれば筋肉がつきやすくなり、脂質が多いものは太りやすくなるように、花粉も食べ物で対策できます。
具体的な食材は
レンコン・ごぼう
きのこ系
ヨーグルト等の乳酸菌系食材
チョコレート
等です。
レンコン・ごぼうなどは免疫力を高める食材であり、とくにレンコンは花粉症に特化した効果を発揮することで有名です。
粘膜を厚くし、花粉が反応しにくい体にしてくれる為、積極的にたべることを勧めます。
煮たりすると効果のある成分が溶け出すので、それに合った料理を作り食べると良いでしょう。
食物繊維も豊富で、バランスのいい食生活を考える上でもぴったりの食材です。
きのこ系や乳酸菌系の食材も腸内環境を整える善玉菌を増やす成分が多く、アレルギー反応を抑制してくれます。
免疫を高めることで、花粉症以外にも感染症の心配も減らしてくれるので、お肉の代わりになどつかうと効果的かもしれません。
また、以外にもチョコレートは花粉症対策アイテムに上がる食材なのです。
カカオポリフェノールが抗アレルギーの効果を発揮し、花粉によるアレルギー反応を抑制します。
市販のチョコレートはカカオ成分が多くないものがたまにありますので、何パーセントなのか成分表を見てカカオが多く含まれているものを購入すると良いでしょう。
また、飲み物ですと「緑茶・紅茶」などの茶葉を使った飲み物を取ると症状が緩和されるといわれています。
緑茶等に含まれるカテキンはアレルギー反応を抑制する効果があり、鼻水等の元となるヒスタミンの放出を抑制する効果があります。
この時期、飲み物はジュースやコーヒーなどではなく緑茶にすると、花粉症の方は安心かもしれません。
これらを取ったからといってすぐに楽になるわけではありませんが、続けていれば薬の服用もいらない丈夫な体になる事でしょう。
変化は2週間~1カ月ほどで少しずつ現れると思いますが、効果がないからといってすぐにやめると変化は戻ってしまいますので、根気強く頑張りましょう。
3.生活習慣を整える
体の変化を期待するならば、大部分にかかわってくるのが食事、そして生活習慣です。
生活習慣は、単に睡眠時間等だけでなく昼夜逆転による生活リズム改善、食事の回数や頻度にもかかわってきます。
体内は最も人間の生活に適した状態であれば、高い免疫力を発揮できる為、花粉や病気にも抵抗ができます。
特に現代人は平均睡眠時間が5~7時間と少なく、本来必要とされる7~8時間の睡眠よりも少ない現状にあります。年齢によって差はありますが。
また、食事もきちんと3食取れている方も年々減少傾向にあるなか、さらにバラバラな時間に食事することも増えるとリズムが狂い、本来の消化活動に負担がかかる等影響が見られるため、あまり変わらない時間に設定し、食事をすることが大切です。
十分な睡眠・食事がとれない状態では動物は高いパフォーマンスを発揮できない構造になっていますので、花粉以外にもコロナ・インフルエンザ等のウイルスに対しても気をつけないといけない現代において、最重要な項目として生活習慣はとらえられるべきでしょう。
以上3項目はいずれ一つでも行えばよいというものではなく、本来は3つすべて気にしながら生活することが大切です。
しかし、忙しい私たちがなかなかこの3つをすべて完璧にこなしながら生活し続けることは難しいでしょう。
ですので、まずは1つずつ改善していくことを志し、食事や睡眠の状態を理解すること。
そして症状がひどいようであれば、お医者さんにかかる事。
体がよくないと行動すべてに悪影響がでますので、原因を改善していき、快適な新年度を迎えましょう!
それでは。